家づくりの方法はいろいろありますが、設計事務所に設計監理を依頼して家をつくることには以下のメリットがあると考えています。
1..プランに制約がなく、自由な設計ができること。
家に対するあなたのご要望を元に、敷地条件と周辺環境、ご予算など、あらゆることを総合的に検討して、常識にとらわれない自由な発想でプランを決めてゆきます。
あなたにとってもっとも暮らしやすく、生活のスタイルに合ったプランをつくることができます。
2..工事費が適正な価格となり、納得できること。
家をつくるためには沢山の費用がかかりますが、見積書の内容は専門的でブラックボックスのように分かりにくいものです。設計事務所では、建築士が単価や数量、不必要な項目や間違いがないかなど、工務店の見積書を細かくチェックして無駄を省いてゆきます。見積書を精査することで、工事にかかる本当の費用が見えてくるのです。
また複数の工務店に見積もりを依頼することで、競争原理が働き、価格が抑えられた緊張感のある見積もりが提示されます。
3..設計事務所が現場を監理するので、安心できること。
施工中はあなたに代わって設計事務所の建築士が現場をしっかり監理します。施工者側ではない第3者的な立場の建築士が工事を監理することで、現場のチェック機能が健全に働き、厳正な監理が行えます。万一の施工ミスや手抜き工事等の心配がなく、建物の品質を確かなものにできます。
また構造部材の構成や工法の確認、仕上材の納まり、材料の品質確認や設備機器の承認など、設計事務所が工事の進行状況に合わせて様々な詳細図面を作成し、現場での打合わせを重ね、工事を着実に進めてゆきます。
設計事務所は、家を建てようと考えているあなたの強い味方になります。
設計はもちろんのこと、見積書の精査、工務店との契約交渉、工事現場のチェック、職人さんとの打ち合わせなど、家づくりのあらゆる局面において、あなたのプロの代理人として工務店に対して厳正にしっかりと対処します。
ぜひ設計事務所を活用していただき、納得のいく理想の家をつくりましょう。
家づくりに設計事務所を利用しない手はない！ と建築士である私は強く思っています。
